下記はTwitterで画像をお借りして投下した図。これに基づいて、花ちゃんがいないと死ぬ品死なないについて掘り下げてみました。主に言いたいのは、仲謀と子龍にとって花ちゃんが与える影響とは??です。
右下から順に補足
・とにかく死ぬチーム
【公瑾・文若】
説明不要。花ちゃんがいなかったら死ぬのである。死ぬ(比喩)ではなく事実として死ぬのである。ノーマルルートにおいて、ちなみに死んだよ、と無慈悲にご報告されるのである。いなきゃだめ、ゼッタイ。過去の亡霊にとりつかれた公瑾にとっては、前を見る未来への引力であり、終末の道をまっすぐ歩いてしまった文若にとっては、振り向かせて風景を見せてくれた灯火なのだ。死なないで文若。死なないで公瑾。
【孟徳】
精神が死んでる。手に入れ方のやばさがそれを物語ってる。丞相としての孟徳としては後世に残る偉業を残し、生を全うするだろうが、個人としての孟徳と考えると、さぞや虚ろな人生を送る事と思われる。なまじ煌びやかで得られないものはないように見えているだけに、心の死に方がすさまじい。一番愛を軽んじて、一番愛を欲している人だと思う。
・こっちが死ぬわチーム
【孔明】
本人はそれでいいんだろうけど、こっちが死ぬ。最初から手離すことを覚悟の上なので、花ちゃんがそばにいなくても、恐らく道を外れることもなく伏龍としての役目を果たして、淡々と人生を送るだろうと予想できることも含めて、こっちが死ぬ。人生の全てだった存在が残していった思い出という財産を、心の宝箱にしまい、時折覗いて、噛みしめ慈しむ。それは不幸ではないかもしれないが、財産を残すと同時に、人生の全てだった存在があけていった穴は、永遠に埋まることはない。
・境遇で死ぬチーム
【早安・雲長】
置かれている状況がひどい。彼らが何をしたというんだ、と瓦を割らずにいられない、境遇がむごすぎるユニット。早安は道具のように使われることを甘受して、死んだ心と死んだ目で血の通わない、使い捨てのような人生を送らなきゃいけないし、雲長は頼んでないリピート機能のせいで、えんえん同じ曲ずっと流されてる。双方とも花ちゃんがいなければ出口すら見つからない。早安なんて他ルートでは刺客として大活躍なのである。やめろ!やめろよ!(公瑾の首を絞める)花ちゃんの存在によって心の安寧をはかるどころではなく、人並みの幸せすら果てしなく遠い。だから二人にとって花ちゃんの存在は大きく、早安は彼女の為に飼い主の手を噛んだし、雲長は時空をこえても必ず探すと誓ったであるよ。
・死ぬことはなくても何かしら欠けているチーム
【翼徳】
死ぬことはない。死ぬことはないけどさあ!!それなりに生きていくことはできるとは思うんだけどさあ!花ちゃんがもし翼徳を選ばなければ、酒を飲むたびに荒れて手が付けられない、という悪癖の、根本的な憂いは晴れない。健やかな精神と“子どものような”無邪気さを持ちながら、本当の子供だった時代の不安と古傷は、過去に置き去りにされたまま、救い出されることも許されることもなく、いつまでも翼徳を苛む。ひいては、部下から命を狙われるという憂き目も避けられない。いなかったら死ぬ(物理)とか精神がアカンとか全米が泣くやつとか地獄の境遇とかに比べると、傷は浅いかもしれないが、やはり彼が心底幸せを感じるには花ちゃんが必要なのだ。
・一人でも生きていけるチーム
【仲謀】
己の信念に基づいて旗揚げした他の君主と違い、兄や父から受け継いできた地盤を託された立場であるので、周囲から自分のものではない素質や才能を期待されやすく、また要求もされる。何か決断や行動を起こすたびに、過去の栄光を引き合いに出され比べられ、若さを理由に侮られ、すでにない血族を手本とするように諭されるという、恵まれているようでかなりしんどい境遇。生まれた時から「孫堅の息子」「伯符の弟」である彼を、誰かに付随した存在ではなく、フラットな「仲謀」と見てくれる相手はそういない。花ちゃんが真正面から、ちょっとどうかと思うくらい(ド失礼ともいう)地位と立場で仲謀を見なかったからこそ、兄や父のような、という枠に無理やり押し込めることなく、孫仲謀としての道を模索することができた。やった~(泣いてる)
【子龍】
真っ当で正義感も強く、迷いがなく忠実。しかし「個」としての自覚と興味が薄い。自分と、自分の命を粗末にしてはいないが、執着もしていない。何かあれば躊躇いなく投げ出せる覚悟は臣の鑑ではあるものの、趙子龍という男としての幸せは程遠く、というか考えたこともなかっただろう。花ちゃんに出会うまでは、主と見定めた人物の理想を叶えることが最優先であり全てで、二番手がなかった。出会った後、何が最優先になったかは考えるべきところではなく、使命をひたすらにまっとうし、戦場で果てる発想しかなかった子龍に、それ以外のことを気づかせたことが大きいのである。
【玄徳】
特にない。
玄徳軍として考るなら別だが、玄徳個人としてなら迷いや立ち往生してる風情もないし、ルートによっては花ちゃんより更に若い嫁を娶るし、まじで特にない。必要だから惚れるってわけじゃない!だって可愛いから好きなんだもん!というある意味真理の、圧倒的な恋のパワーで押し切ってくる上、花ちゃんがいないと死ぬ勢にひけを取らない(どころか時に凌駕する)余裕のなさを晒してきた玄徳すげえな。そして、ぜっっっっっっっったい他人に譲らない。
結論:花ちゃん一ダースくらい必要じゃない?(元譲の横にもいてほしい)
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